商業登記申請システムの最新版を本日リリースしました。主な改修内容は、以下の通りです。
- 1.新機能
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- 実質的支配者のリスト出力機能を追加しました。株主基本台帳画面から画面を開きます。
- 2.変更登記
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- 「清算人就任(みなし解散)」「会社継続」「取締役・代表取締役の変更」の登記の事由を選択している場合に、申請書代表者を「代表取締役」として選択しても、「代表清算人」に強制的に変更される不具合に対応しました。
- 旧版(2021年9月版以前のバージョン)の「決議機関」画面が無くなった為、プログラムにて内部データを救済します。
- 3.法人台帳
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- 新設分割による設立及び新設合併による設立を選択して法人台帳に遷移した際のメッセージ追加及び法人台帳にガイド用PDFリンクを用意しました。
※旧版(2021年9月版以前のバージョン)では、画面上部に説明書きを表示していました。
- 4.株主総会議事録
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- 特例有限会社の臨時株主総会議事録の開会宣言の文言の修正を行いました。
- 株式会社と特例有限会社の臨時株主総会議事録(書面決議)の定款変更に関わる文言の修正を行いました。
- 5.オンライン申請
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- 株式移転による設立からの操作で、子会社の株式内容に書かれている文字が大量にある場合、オンライン申請の「別紙」欄に全て表示できない不具合に対応しました。
- コンボボックスの選択項目がマウスホイールで動いてしまうため、ホイール操作を無効化しました。
- 登記の事由「株式の譲渡制限に関する規定の設定」及び「株券を発行する旨の定めの廃止」の場合、添付書類欄に「株式の全部について株券を発行していないことを証する書面」が表示されないように対応しました。
- 6.その他
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- 株主基本台帳画面で、一覧に1行しかない状態で該当行を削除するとエラーになる不具合に対応しました。
- 合同会社の設立の際に「職務執行社員の選任に関する書面」が出力されない不具合に対応しました。
- 乙号申請画面にて、他のウィンドウを選択した後に当画面へ戻ると、管轄法務局の選択状態が「請求先登記所及び送付先」で設定されている管轄に戻ってしまうという想定と異なる動作をする不具合に対応しました。