商業登記申請システムの最新版を本日リリースしました。主な改修内容は、以下の通りです。
- 1.法人台帳
-
- 法人名「商工会」向けの定款Ⅰ、定款Ⅱ、役員タブを用意しました。
- 法人台帳上で株式会社の機関設計変更を行ったとき、選択された機関設計では不要な役員等の情報を削除するように対応しました。
- ▶2024.08.01追加リリース 法人台帳画面で株式会社を新規登録後、[機関構成]ボタンが反応しない不具合に対応しました。
- 2.変更登記
- オンライン申請の進捗状況が「手続終了」の申請コードについて、新規登記の事由の追加や入力データ編集を試みた時に、「新規申請コードで開き直すか」の確認メッセージを表示するように対応しました。
- 商工会向けの登記の事由「会長の変更」を追加しました。
- 一般社団・財団を除く法人について、登記の事由「従たる事務所の設置/移転/廃止」、「参事を置いた事務所移転/変更/廃止」、「参事の氏名変更」、「参事の住所移転」の登録処理、書類出力処理を整理しました。
- 公益財団法人の登記の事由「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第202条第2項の規定により解散」を登録しても画面上「済」が表示されない不具合を修正しました。
- 変更登記画面で株式会社の機関設計変更を行う際、変更前の機関設計が法人台帳に登録したデータ内容と矛盾している場合に表示するメッセージ内容を変更しました。
- 3.申請書・添付書類等
- 株式会社で「取締役会非設置会社+代取選定:株主総会」又は特例有限会社で「代取選定:株主総会」の時、変更登記で辞任届有無にかかわらず書類一覧に「辞任届」が表示されてしまう不具合に対応しました。
- 4.定款
- 定款作成画面の定款抜粋のワード出力で、最終の条文をチェックONにして出力した場合、致命的なエラーが起こる不具合を修正しました。
- 定款変更画面の総会議事録作成で全員欠席にチェックがある場合は、出席者が居ない旨のメッセージを表示して、処理を中断するように変更しました。
- 設立定款の作成処理について、法人種類毎に支店/従たる事務所に関する条項出力の制御をするように変更しました。
- 5.登記情報取込
- 株式会社の「監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定めがある」の記載がある登記情報PDFを取り込む際に、監査役の基本資格を「監査役(会計監査)」として取り込むように対応しました。
- 6.台帳更新
- 「募集株式の発行」の登録データを株主基本台帳データへ更新する項目のうち、
1) 種類株式名を転記しない不具合を修正しました。
2) 住所データに含まれている改行コードを無くすように修正しました。
- 7.請求書処理
- 請求書処理画面で、「法人/個人」の区別が請求システム側へ正確に送信されない不具合を修正しました。
- 支店又は従たる事務所のデータがある場合、請求処理画面の「種別」欄に「支店設置」又は「従たる事務所設置(法人)」が追加される不具合を修正しました。
- 8.その他
- 「資本金の額の計上に関する証明書」に関する原紙をA4横からA4縦に差し替えました。